どうも、番狂犬です。
いきなりですが、皆さんに質問です。
借金390万円を背負った27歳男が、突然「ベトナム移住します!」と言い出したら、どう思いますか?
「頭おかしいんじゃない?」
「現実逃避でしょ」
「絶対失敗するじゃん」
まあ、普通はそう思いますよね。僕も半年前の自分に同じことを言われたら、同じ反応をしたと思います。
でも今、僕は本気でベトナム移住を決意しています。そして不思議なことに、借金まみれの今が人生で一番ワクワクしているんです。
これ、冷静に考えるとめちゃくちゃ変ですよね?
借金390万円の内訳
まず現実をお話ししましょう。僕の借金390万円の内訳はこんな感じです。
- 離婚による婚姻費用:約300万円
- 自堕落な生活によって生み出したカードローン90万円
「離婚って…」と思った方、はい、その通りです。27歳ですでにバツイチです。しかも婚姻費用って何やねんという話ですが、要するに「結婚してた時の共同支出を半分ずつ負担しましょうね」的な感じです。不貞は働いていないと言添えします。
月3万円の返済って聞くと大したことないように思えますが、これがじわじわ効いてくるんですよ。携帯代より高いんですから。
ちなみに僕は今、まあまあな都心に住んでるんですが(家賃補助があるから住めてる)、手取り収入のほとんどが支払いで消えていく生活です。貯金?何それ美味しいの?状態です。
なぜか人生で一番充実している不思議
ここで不思議なのが、借金まみれの今が人生で一番充実しているということです。
本業では営業マネージャーをやってるんですが、表面上は順調なんですよ。上司や部下、同僚には素晴らしい方に恵まれて、年齢的には出世してる方だと思います。
でも心の奥底では、ずっと違和感がありました。
「このまま行くと、僕は出来の良いモブキャラで人生終わるな」
というのも、僕の人生って基本的に「実力以上の評価」を受けることが多かったんです。
大学時代は部活で実力以上の評価をもらい、前職の営業会社では営業成績トップで支店長になったものの、これも運の要素が大きかった。
実力不足を薄々感じながら生きるって、意外としんどいんですよね。
人生のターニングポイントは意外なところにあった
僕の人生で一番大きな挫折は、大学時代にありました。
経済学ゼミに入って、めちゃくちゃハマったんです。数学ができなくても数学的に語れる経済学に魅力を感じて、人生で初めて「これだ!」と思えるものに出会いました。
最優秀賞候補に推薦されるほど頑張ったんですが、最後の最後で数学力不足が露呈して論文の結論がまとまらず、結果的に撤回されるという屈辱を味わいました。
発表当日、僕の名前が呼ばれることはありませんでした。
あの時の絶望感は今でも忘れられません。でも今思えば、この経験が「完璧じゃなくても行動する勇気」を教えてくれたんです。
借金が僕を自由にしてくれた
借金390万円って聞くと重いですが、逆にこれが僕を軽やかにしてくれました。何言ってんだって感じですよね。
「もう失うものなんてない」
この感覚って、意外と爽快なんですよ。
最高の親友とやっているアフィリエイト事業も軌道に乗り始めてきて、今の会社の収入をベーシックインカム的に使いながら、副業に時間と資金を投資する戦略が功を奏してます。
毎朝4-5時に起きてランニングしてるんですが、走りながら「人生ってまだまだ分からないものだな」と思うんです。
借金を背負った27歳男が、なぜベトナム移住を決意したのか。
次回は、僕の人生を変えたベトナムでの衝撃的な体験についてお話しします。正直、この体験がなかったら今でも恵比寿でくすぶってたと思います